『口語 皆川歴代記』を読むと、皆川広照公の晩年や皆川家の子孫について知ることができる

その前に……「皆川正中録」再販のおしらせ
多くのご要望をいただいていた「口語 別本 皆川正中録」が再販となりました。唯一の口語訳冊子です。詳しくはコチラ→ 「口語 別本 皆川正中録」再販のおしらせ
当「口語 皆川歴代記」改訂版発行のおしらせ
当「口語 皆川歴代記」の改訂版を2025年8月に発行しました。800円+送料210円す。

皆川広照の後期や子孫について書かれています

皆川城の最後の城主「皆川広照」は、栃木市が誇る戦国武将です。

その活躍を記した書は多数あり、小松義邦氏の冊子の中にも「皆川正中録」「皆川広照伝」がありますが、広照の後期や子孫について読みやすく書かれたものは、なかなかありません。

そこで、小松義邦氏が、2024年(令和6年)11月に発行したのが、「口語 皆川歴代記」です。

子孫の皆川又太郎氏発行の非売品冊子の口語訳です

原著は、皆川家の子孫の皆川又太郎氏が、1977年(昭和52年)に非売品として発行した書籍『皆川歴代記』で、皆川家に伝わる古文書を読み下し文として残したものです。皆川広照公が主君忠輝に関連して一時期には失脚したことや、子息の隆庸公や他の子孫のその後について記されています。

今回それを、小松氏が、皆川又太郎氏のご家族からご快諾をいただいて、口語訳として復刻しました。

小松義邦氏のあとがきによれば、約15年ほど前に栃木市図書館で閲覧したことがあったそうで、「一般図書として、前記二冊の冊子と共に、多くの人に手軽に読み継いでもらえるものとしてなんとか残したいと思いました」とのこと。

写真10ページを掲載

この厚さ1cmほどの書籍は、冒頭を、栃木市西方町の写真家・古澤悦夫氏撮影によるカラーのフォトギャラリー10ページが飾っています。

当冊子の特徴

現代人には読みづらい「読み下し文」が、小松氏による2カ月にわたる作業によって口語訳されて、誰にでも読めるものとなっていることが素晴らしく、盟友古澤氏によるカラー写真があることで、過去の歴史に、確かにあったこととしての息吹が与えられています。

そして、全体約160ページの、前半約80ページが「皆川歴代記」で、残り約80ページが、「付録/皆川歴代記理解のために」となっていて、後者には、皆川家を語る多数の記事が引用として掲載されています。歴史に造詣が深く、猛烈な読書家である小松氏でなければできない偉業だと思います。また、小松氏の複数のコラムも掲載されています。

2025年8月の改訂版について

初版では、巻末に、家臣団の成り立ちや戦歴がくみ取れる「皆川歴代家臣着当討死帳」を付けていましたが、その後、そちらは別冊子『皆川家臣記・皆川先祖譜代家臣・皆川家臣討死帳』に組み込み(その後、改訂して『皆川家臣帳』として発行)、2025年8月の改訂版では外しました。
それに代わり、下記を追加しています。

◎『徳川實紀(じっき)』に遺された皆川広照・隆庸父子

口語訳10ページ&解説4ページ
新たに小松義邦氏が「徳川實紀(じっき)』に皆川父子の大坂の陣以降についての複数の記述を発見したので、それらの箇所の小松義邦氏による口語訳を掲載しています。解説「編者独言」もあります。

◎水谷(みずのや)と皆川について

13ページ
上の記載に出てきた水谷(みずのや)家について調べ、小松義邦氏による口語訳を掲載しています。皆川家との関係も記載されています。

刊行情報

初回版 2024年11月(令和6年)
改訂版 2025年8月(令和7年)
A5版
原本著者/皆川又太郎
口語訳・編集/小松義邦
発行/小松義邦

初回冊子は、栃木市の各図書館でご覧いただくことができます。
改訂版を800円+送料210円でご購入いただけます。併せて下記もご購入可能です。

現在購入できる、皆川広照関連冊子(小松義邦氏作成)
皆川広照、再起への道~幸嶋若狭大坂物語を読む~ 800円
皆川家臣帳(改訂版として2025.9再販) 600円
口語 皆川歴代記(改訂版として2025.8再販) 800円
口語 別本 皆川正中録(2025.7再販) 1300円 
復刻版 皆川広照伝 (残部僅少) 700円 ※皆川街づくり協議会発行冊子の取次販売

※郵送の場合、1冊につき送料210円です。
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小松義邦氏 略歴
栃木市西方町の郷土史家。
研究対象/真名子の八百比丘尼伝説、皆川広照・皆川氏、西方町の歴史・西方氏ほか
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栃木市編入前の西方町にて、町教育員会からの委嘱で1998年(H10年)に西方町郷土史研究会を発足し、史料集めや古文書解読に励む。2011年(H23年)発行の「西方町史」編さん時には一部の執筆を担当し、その後の町発行の「西方町の民俗」の編集も担当するなど、行政から信頼を寄せられる。研究成果を地元に残そうと、私家版として多数の冊子を発行し、地域の図書館への寄贈や、一部の書籍は地元小中学校の生徒に無償での配布なども実施。栃木市皆川町の「皆川地区街づくり協議会 歴史文化部会」からの委託を受けて「皆川広照伝」を復刻。郷土史を研究し、冊子を発行し続けている。

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